桜井の里福祉会 法人理念
~もうひとつのわが家~に込められた意味
- 桜井の里福祉会が運営する全ての事業所が、ご利用者・ご家族・地域住民にとって、安心・安全な場(居場所)である
- 居場所とは「習慣や役割が発揮できる場」という意味を持つ
- セカンドハウスとしての役割が果たせる場である
- 人と人との繋がりを大切にした集える場である
- 自分自身を表現でき、安心して過ごせる場(いたい場所・居心地の良い場所)である
- ご利用者とスタッフが新たな関係性を大切にし、少しずつ築いていき、一歩ずつ自己実現を行っていける場である
基本的考え方
- 社会福祉法人桜井の里福祉会は、社会福祉法人として、地域の共有財産であることを使命とし、地域住民、ご利用者、ご家族の利益を第一とします。
- 私たちは、ご利用者とご家族の尊厳と権利を守り、「人として当たり前の生活」を保障します。
- 私たちは、法人職員としての自覚と全体を考えた行動を行い、専門性を大切にし、必要な資格の修得に努めます。
まず大切なサービス
- ○どなたにも心からの温かい挨拶を行います
- ○感じの良い受入れとお見送りを行います
- ○人として自分がされて嫌なことは行いません
職員の信条
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権利擁護
1.ご利用者の人として当たり前の生活支援
- ①ご利用者に障がいがあっても当たり前に行っている生活が送れるようにします
- ②障がいを見るのではなく「生活者としての人」を見ていきます
- ③ご利用者がいつでも外に出かけられるよう配慮します
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尊厳の保持
2.ご利用者を尊重した支援
- ①ご利用者に呼び止められたら必ず立ち止まり話を聞きます
- ②職員主体の環境作りは行いません
- ③ご利用者中心の言葉遣いをし否定語は使いません
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自立支援
3.ご利用者の自立(自律)支援
- ①ご利用者を信頼し常に話し了解をもらって行います
- ②ご利用者に生活の中で役割を持って頂けるかかわり方をします
- ③ご利用者が自ら選び決定できるよう情報を伝えます
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安心・安全
4.ご利用者の安心・安全な生活支援
- ①ご利用者を家族のように受け入れます
- ②いつもご利用者の傍らにいることを大切にします
- ③ご家族にご利用者の生活を共に考えるパートナーになって頂けるよう常に働きかけます
理事長ご挨拶
桜井の里福祉会が1994(平成6)年、特別養護老人ホーム桜井の里を弥彦村麓の地で、40人余りの職員と共にスタートし30年目を迎えました。その後、特別養護老人ホーム、認知症グループホーム、小規模多機能居宅介護、有料老人ホーム、訪問看護ステーションなど地域ニーズに応え38事業を、弥彦村、燕市、新潟市で「もう一つのわが家づくり」の理念と「地域住民の利益を第一」に地域の福祉拠点として展開してきました。現在は「地域共生社会」作りの一助となるべく、基準該当在宅サービスでの障害児者の利用促進、弥彦村で20年来ボランティアさんと行ってきた配食サービスの地域拡充、各事業所の地域(認知症)カフェ、フードバンク活動、コロナ禍でのワクチン接種送迎支援なども行ってきています。今年度は、分水健康福祉プラザの大規模改修に合わせて、「(仮称)地域食堂・子育て応援スペース」などを整備していきます。これらの活動は、地域の皆様と共に『誰もがサービスの受け手であり担い手』となる地域を目指す活動の一環です。
少子高齢化と人口減少などが続く中で、社会福祉法人の経営は難しさ、厳しさが増しているからこそ、桜井の里福祉会はとことん地域と共にありたいと考えています。当法人が地域の役に立っているか、私自身が地域の役に立っているかを常に考え、今後の法人経営に邁進してまいりたいと思います。
桜井の里福祉会は地域に育てていただき、現在があります。これを風化させることなく次世代につないでいくことは、今、我々の使命であると考えます。引き続き皆さんのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
令和5年7月 佐々木勝則
私たちの取り組みEFFORTS
様々な取り組みを通じて、ご利用者や地域の皆様とのかかわりを大切にしています。
法人概要・沿革OVERVIEW
MOVIE
法人の成り立ちや歴史、各拠点の施設紹介や職員のメッセージ、普段の施設の様子などをご覧いただけます。